暑いですねえ。
今日の昼間、友人づてでお友達の旦那さんの訃報有り。 末期癌の療養中で、宣告されていた余命はとっくに過ぎていたので いつきても不思議はない状況でしたが…
とりあえず、お葬式はしないそうなので 明日友人達と弔問に伺うことになりました。 疲れてるようだったら、お焼香だけして早めに引き上げるし 辛そうだったら、なるべく長く一緒にいてあげたい。 明日の予定が立たなくなりました。 さすがに原稿と天秤にかけられるわけもないので 漫画は1本諦めるしかないかも。
最近、ぽつぽつ訃報を聞きますね。 こんな事で実感したくないけど、本格的に夏が来たんだなあ…
たまたま今、マザー・テレサの本を読んでいたので 明日友達にあげてこようかなと思います。 『マザー・テレサ日々のことば 』という365日分のマザーの語録集。 日付と内容に特に関連はないようですが。(^^;) ただ淡々と日付とマザーの言葉が載っていて 女子パウロ会発行だけあって宗教色強いです。 あと、発言は割と頻繁に同じ意味の言葉が採用されています。 なので、最初はふーん、くらいなカンジで読んでたのですが 半分を過ぎたくらいから、繰りかえされる祈りの真摯さと美しさに じんわりと心が癒されて、なかなか良い本でした。 例えば、こんなふうに。
『真の愛はいつも傷つききます。 人を愛することや人と別れることは痛みを伴います。 あなたは彼らのために 死ななければならないかもしれません。 人々は結婚する時、お互いのためにすべてを捨てます。 子供を産む時、母親は苦しみます。 それでこそ私たちは ほんとうに愛することができるのです。 “愛”という言葉は誤解され、 間違って使われています。』
こんな言葉が365編載っています。 一編だけ見るとやっぱり「ふーん」かもしれませんが これが365編繰り返されると、いつの間にか心が洗われるような気がします。 私は別にキリスト教徒じゃないですけどね。
他人の悲しみの前に、しばしば『言葉』は無力だと感じますが 『想い』がある時に、それを伝える手段は、やはり『言葉』なのかもしれません。
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